よそ行きの日記

日記です。オチなし。意味なし。待てど海路の日和なし。

オッサンだけど、家で1人でミートソースつくって食べたら、びっくりするほど美味かった

ジムに行って帰ってくると家族は出かけており、家には誰もいなかった。時刻は昼の13時半頃。朝食は遅めだったが、ジムで運動したこともあり、ちょうど腹が減っていた。

どうしようかなと少し考えて、ミートソースをつくることにした。理由は定かではないが、先週くらいから何となく気になっていたのだ。

ミートソース。

基本的には好きなのだ。ただ、外で食べるとどうにも当たり外れが大きすぎて、なかなか頼みづらいメニューではある。

外れというのはつまり、あの給食に出るようなやつ。なんか割としっかりした人参とかも入っていて。いわゆる子供っぽいミートソース。味以外の特徴としては、ソースが上に乗ってる感じというのがある。ジャージャー麺みたい。これは外れ。まずい。

当たりは、結構肉がしっかりしてて、食べても、ああ肉食ってるなという感じがする。ソースは、パスタとしっかり絡んでる。これ。当たり。当たりを出しそうな店だと、そもそもミートソースっていうかボロネーゼという名前で、ショートパスタだったりするんだけど、まあない。パスタで売ってる店で提供するには普通すぎるのだろうか。実際、ボロネーゼがメニューにあっても、他にも珍しい感じで興味をそそるメニューがたくさんあるから、こちらも頼まなかったりする。なので、仕方がない話ではある。

結果として、好きなんだけどあまり食べることはない。ミートソースとは、そういう運命にある食べ物であると思う。


ミートソースのパスタは、これまでにも何度かつくったことがあった。クックパッドや何やらを見ながら。

なので、本日はカンニングなしでチャレンジした。

まずは、材料の買い出し。ちょうどオリーブオイルとコンソメとパスタが全部切れてたから妙に高くついたが。買ってきた野菜を炒めてソフリットをつくるところからはじめて、実に1時間。出来上がったときには3時になろうとしていた。

ただ、これがうまかった。

自分で言うのも何なんだけど、今まで食べたミートソースの中で一番うまいんじゃないかという出来。まいばすけっとで買った安い肉なのに。それでもうまかった。

思うのだけど、レシピを見ながらつくる料理というのは、どうもうまくない。火加減や味付けに係る微妙なところで、レシピを見ている時間のロスや杓子定規な分量設定が裏目にでるのではないかと思っているが、真相は知らない。ただ、レシピを見ながら科学実験みたいにしてつくった料理で、これはうまいなということがあった試しはない。

始め2、3度は先人の知恵に学ぶとしても、それはあくまで練習の域を出ないわけである。やっぱり本番は、その場その場の判断を重視しつつ、手際よくことを進めていきたい。

ということで、もはや言ってることが完全に支離滅裂だが、一応思い出しながらレシピを書き起こしておこう。

f:id:chnpk:20131019145951j:plain:left[材料(4人分)]
オリーブオイル 大さじ2
玉ねぎ 1個
人参 1本
ひき肉(牛豚) 400g
赤ワイン 50cc
トマト缶 1缶(400g)
塩 適量
固形コンソメ 2個
ローリエ 1枚
バター 40g
生クリーム 100g
パスタ 400g

[つくり方]
(ミートソース)
1.玉ねぎと人参はみじん切りにする(←大変)
2.フライパンにオリーブオイルと1の野菜を入れ、焦げないようにかき混ぜながら、水分が完全に飛ぶまで強火で10分くらい?炒める
3.野菜の色が濃い飴色になってきたら、肉を投入し、軽く焦げ目がつくまで強火のまま炒める。なお、あまり肉を混ぜ過ぎると食感が損なわれるので、あまり混ぜすぎない
4.肉に焦げ目がついてきたら赤ワインを投入。同時に塩を少し振ったかもしれない。赤ワインの水分が飛ぶまで炒め継続
5.水分がなくなったら、中火にしてトマト缶を投入。木べらなどでつぶしながら混ぜる
6.コンソメとローリエも入れて、4~5分煮込む
7.味を見て、適宜塩を加える。3つまみくらい
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(パスタ)
1.塩を入れてお湯を沸かす
2.パスタを表示よりも1分短く茹でる
3.フライパンにオリーブオイルとパスタの茹で汁を入れて混ぜ合わせ、乳化させる
4.3のフライパンにミートソースとバターと生クリームを入れて混ぜる
5.茹で上がったパスタを投入。さらに混ぜる
6.皿に盛り、パルメザンチーズを振ったら完成