よそ行きの日記

日記です。オチなし。意味なし。待てど海路の日和なし。

塚本高史がすっかりゆかしてきた件について

帰宅時の電車内、お盆も終わりいつも通りの混雑に戻ったためか、席には座れず。そのせいだろうか。久しぶりに車窓に貼られた「いつかはゆかし」の広告が目に付いた。

ああ、まだやってだんだ、という。まあ、その「いつかはゆかし」揶揄を境に半年以上更新の途絶えたブログの主が言うことでもないかもしれないがな。


いや、それであの俳優さんである。

塚本高史と言ったか。彼、ずいぶん太らないか。なんかこう、ふり返る系の構図なのだけど、ひねられた首肉が俄かに隆起し、顔と首の境界が極めて曖昧になっているようだった。デブの兆候。輪郭に沿って髭を生やすことで無理矢理境界線を引く荒業で誤魔化している人も多いが、あの頬の下のエラ骨のあたり、結構肉が付きやすいポイントである。

加えて、である。にもかかわらず、というべきか。来ているシャツとスーツのサイズが若干大きい。首とシャツの間に隙間があり、スーツの襟元も浮き気味。

余分な肉。大きめにサイジングされた服。

そう。間違いない。これは、オッサンである。

半年見ないうちに、塚本高史はすっかりオッサンになっていた。いや、ゆかしてきたということなのかもしれない。

やっぱり、役作りなんだろう。5万円の積み立てをコツコツ続けていくと、いつかは1億円になるという商品コンセプトを、不可逆的に進行するオッサン化という現象に準えているのだと思う。

とすると、来年頃には「いつかはゆかし」というロゴの下で、独り焼酎に溺れる塚本高史が描かれるということか。何の広告なんだ。