よそ行きの日記

日記です。オチなし。意味なし。待てど海路の日和なし。

結婚ねえ…

昨日はなんだか何もやる気が起きず、飯も食わずに就寝。ひょっとすると二日酔いということだったのかもしれない。

ただ、今日もなんだかダルい感じだ。風邪だろうか、もしかして。


そういえば昨夜、これから結婚を考えているという友人に、ふいに結婚について尋ねられた。

さて。何なんでしょうね、結婚。

感覚的なところを言うと、八割方は、子育てのための分業体制の構築という気がしないでもない。が、最近はまあ子育てと言ったって、社会的な分業もあるから、そこそこの収入があれば一人でもできてしまうことだろうし、そもそも子供を持たない夫婦もある。

まあ、結婚の意味合いは人それぞれということなんだろうけど、家庭もひとつの組織だとすると、やっぱり何かしら共有された目的というのがその根底にあるのだとは思う。

逆に言うと、「相手を想う気持ち」みたいなものが膨らんでも、それが家庭になるとはどうも思わない。そういうのは、「恋愛の最終形態としての結婚」をブーストするのかもしれないけど。

例えば、仲良しが高じて設立した会社が存続しえるか?という問題。

組織には組織の、それが存在する意味がないとならないだろう。そうじゃないと人は、組織のために働かない。人が働かないと、組織は維持されない。

秋の飲み会3連戦

パタパタと酒を飲む用事が続く昨今、昨日は今の勤め先を2年前に退職した先輩と久しぶりに会う。3連戦の2戦目だったか3戦目だったか。よくわからないが。つい先日は、中学からの友人と久しぶりに会った気がする。

先輩曰く、会社をやめるとほぼ同時に家も売り払い、家族共々だいぶ遠方の地に移り住み、今はそちらで全然違う業種だけど職も見つけ、家も買い、楽しく暮らしているらしい。

ダイナミックである。

人生のリスタート。やっぱり誰しも、捨て去ってしまいたいような過去のしがらみのひとつやふたつはあって、いっそのことゼロからやり直したいというのは、欲求としてはまあありがちな部類だが、じゃあそれを実際にやろうと思うとなかなか難しい。やっぱり、そう簡単に捨てたりなんだりと出来ないから、しがらみなのだからして。

その点、リスタートがうまく行ったという昨日の話は、聞いていてなかなか爽快だった。以前より給料などは下がったのかもしれない。しかし不要な重たい荷物を捨てることができたのなら、悪くない取引だと思う。

ただの愚痴

どうも時間がたりない。

ブログも書きたいし、ジムも行きたいし、サッカーも見たいんだけど、今日は子供のメシもつくらなければならない。そろそろ眠くなってきたので、あまり活動はできない(7時間睡眠)。大体2週間に1回くらいは、人間関係のメンテナンスを含めて飲みに行くことになるし、休みのには家族と遠出をしたりする必要もある。勉強をみてやる責任もある。

惜しむらくは勤務時間と通勤時間だろう。大して意味のあるものとも思えないのだけど、拘束が長すぎる。朝もやたら早いし。

自宅に居ながらネットで仕事みたいになれば実に効率が良いと思うのだが、なかなかどうして、そうもいかない。通勤は、奴隷に奴隷の根性をすり込むための大切な儀式であり、オフィスは奴隷を縛る鎖だからだ。毎日満員電車でオフィスに通う奴隷だけがいい奴隷。悲しい話である。

まあ、やめればいいのだろうけど。

そのためには戦わないといけないんだろう。なにか、進撃してくる巨人じみたものと。

それも大変そうだ。

よそ行きのジャンケンゲーム

よそ行きは、呆然と立ち尽くしていた。

眼前では、大勢の子供たちとその親が、ジャンケンゲームに興じている。

そばにいる人とジャンケンをして、4回勝ったらクリアという単純なゲームだ。つい先ほど説明を受けたので、ルールはわかっている。

よそ行きは、息子が参加するデイキャンプの親子企画のためにそこにいた。ゲームの参加者は見知らぬ人ばかりだが、みな同じデイキャンプの参加者である。したがって、自分もそこに参加すべきであることもわかっている。

しかし、足が動かない。

数人の子供たちが、隅の方で突っ立っているよそ行きにジャンケンの勝負を持ちかけてきた。そうした相手からの接触があれば、よそ行きも一端の人間として、ジャンケンの対応くらいはできる。ところが、いざ自分から誰かに勝負を挑もうと思うと、足が竦んでどうにもその場を動けないのだった。

よそ行きは、そうした場が大の苦手だった。

会社の立食パーティーや、合コンの徒歩移動、古くは授業の合間の休み時間など、とにかくそういう人間の配置に一定以上の自由度が存在する局面だと、自分がどのように振る舞うべきか、皆目見当もつかなくなってしまう。

集団の構成員がある程度自由に動き回る場合、中心になる人物とそうでない人物がいる。中心になる人物は、いわゆる権力者だ。力関係が決定づけられるための十分な歴史的背景を持たない新しい集団であっても、何らかの外見的魅力や言動の特徴などに基づいて、その場の強者というのは決まるものだ。そして、集団の動きに制約がなければないほど、そうした力関係は如実に現れる。

よそ行きはそれが恐ろしかった。

自分が社会において単に権力者を引き立てる衛星のような存在でしかないと認めることが怖いのであった。

このままでは最後まで残ってしまう。そう考えたよそ行きには、もはや勝負自体を降りるという選択肢以外は残されていなかった。

レシピ アマトリチャーナ

午前中、アマゾンからフライパンが届いた。

昨日、楽天の優勝記念セールで買おうと思ったものの、比べてみたら大して値段が変わらなかったからやっぱりアマゾンで買うことにしたものだ。注文して翌日の午前中には届いちゃうんだから。やっぱり頼りになるやつだ。アマゾン。

さっそく開封してみると、思った以上にデカい。28センチ。IH対応のため底面が厚い。表面はしっかりとコーティングされ、汚れがつかなそうだ。一応貼っておこうか。これである。

私は、折角なので料理をつくることにした。大きなフライパンが存分に活かせる料理。そう。パスタだ。ブロックのベーコンを買ってきて、アマトリチャーナぽいものをつくることにした。

ニンニクを弱火で炒めて味をつけたオイルに、角切りにしたベーコンをガツンと投入する。広い。広々していて、具材が重ならない。続いてトマト缶を投入。これも底が浅いので、火が通るのがはやい。なんか、見晴らしもいい。ゴチャゴチャしないというか。

最後、茹で上がったパスタもイン。300グラム。でも大丈夫。溢れない。ソースがしっかり絡む。いい。なかなかいい買い物だった。

気をよくしたので、出来たパスタをパシャリ。これも珍しく上手に撮れた。スマフォを替えたからだろうか。従って、写真も載せておく。ついでにレシピも載せておく。

f:id:chnpk:20130928131549j:plain:left[材料(3人分)]
ニンニク 2かけ
輪切り唐辛子 少々
オリーブオイル 大さじ3
ベーコン(ブロック) 180g(1パック)
玉ねぎ 1個
ナス 1本
ホールトマト 400g(1缶)
コンソメキューブ 2個
パスタ(フェデリーニ) 300g
バター 20g
パルメザンチーズ 少々
塩 少々

[下ごしらえ]
ニンニクはみじん切り、ベーコンは1cm×1cm×3cmくらいのブロックに、玉ねぎは5mm幅くらいにナスは1cm幅くらいに切る。
ホールトマトは手でつぶしておく。

[調理]
1.フライパンにオリーブオイルとニンニク、輪切り唐辛子を入れ、弱火で香りがしてくるまでじっくり炒める。
2.1のフライパンにベーコンを入れて中火にし、ベーコンの表面に色がついてくるまで炒める。
3.2のフライパンに玉ねぎとナスを入れる。玉ねぎがしんなりしてくるまで炒める。
4.3のフライパンにホールトマトを入れて煮る。コンソメキューブ、バター、パルメザンチーズを加えて、混ぜる。
5.パスタを茹でる。あらかじめ沸かしておいたお湯にパスタを入れ、表示時間よりも1分短く茹でる。
6.パスタが茹で上がったら、軽く湯切りをして、4のフライパンに入れ、中火のままソースと和える。味見をして、必要に応じて塩で味を調える。
7.パスタがちょうどよい硬さになったら、火を止め、香りづけにオリーブオイル少々(分量外)をかけて、完成。器に盛ったらパルメザンチーズをお好みで振りかけて。

まさかの料理ブログ化である。

楽天ニセセールの巻

楽天が優勝したらしい。パ・リーグで。野球のね。

楽天の1点リードで迎えた9回裏、1アウト2塁3塁と追い詰められ1打サヨナラの大ピンチという場面で、マウンドを託されたのは開幕から無傷の22連勝という奇跡の男、田中将大。150キロを超える気迫のストレート8球でみごと打者二人を三振にしとめ、球団史上初のリーグ優勝を自らの手で掴み取った。どうもそういうことのようだ。なんか漫画みたいな話だ。

しかし、楽天がライブドアとプロ野球新規参入を競ったのが確か2004年だったから、あれから9年。ついに楽天が優勝である。感慨深いではないか。ライブドアジェンキンスにならなくて本当に良かった。

そんな薄っぺらい感慨に半身浴みたいにして浸っていると、ふと楽天市場で何か盛大なセールのようなものをやっているのではないかと感づいた。こないだ巨人が優勝したときは三越でセールを開催したというニュースを見た。スーツが8000円みたいな。阪神ファンのおじさんも買いに来てた。

そうして私は、超がつくほど久しぶりに楽天市場のサイトを開いた。昔となにも変わってない。悪い意味だが。まるで渋谷のネオン街みたいなごちゃごちゃ感。一瞬にしてクリックする気が失せるが、右のサイドバーの一角に、かろうじてセール会場はこちらの文字を見つける。クリック。

謎の画面遷移を経て、ようやくセール品のランキングのようなページにたどり着く。どれどれ。どんなものがあるのかなと見ると、目玉であるはずの77%Off商品の1位は、みかん。半額商品の1位は、カステラ。いや、何なのって。いらないし。カステラとか普段買わないでしょ。なんで1位なの。2位はなにこれ。雑穀米?意味がわからない。

埒が明かないので、ジャンル別から進む。何にしようか。そうだ。腕時計が少し欲しかったのだった。77%offの商品のみ表示ボタンを押すと、いくつか出てくる。ただこれ、どれもこれも、有名ブランドのパクリデザインの時計をやたら高額に設定した定価から常に90%offで販売する微妙にいかがわしいビジネスモデルのメーカーの時計ばかり。全然優勝セール関係ない。これはあかん。

ということで、違う商品をと思って改めて物色。そうだIH専用のフライパンが欲しかったんだ。ということで移動。しかしいちいち商品ページを開くたびに品性の欠片も感じさせない配色の大量のバナー。うざい。実にうざい。

何とかかんとかして、ティファールのセットを発見。約半額とあるが、さっきの腕時計のようなケースもある。一応Amazonでも見てみようと思い見ると、これがまた、ほとんど同じ値段。むしろちょっとAmazonのほうが安いか?

従って、Amazonでフライパンを購入。

いや、何なの、楽天って、という話であった。