よそ行きの日記

日記です。オチなし。意味なし。待てど海路の日和なし。

台風と女心と秋の空

10年に一度の台風だなどと散々煽られていたが、朝起きると大した雨ではなかった。まあこんなものかなとも思ったのだけど、なんか9時頃がピークらしいというニュースを見かけたので、なるほどそういうものかと思い、早めに家を出た。

特に電車が止まっているということもなく、むしろ通勤を遅らせた人が多いのか、どこも空いていて、いつもより万事スムーズなくらいである。案の定、会社の最寄り駅に着いたのは、いつもより随分早かった。

大雨を警戒して、いつもより遠くまで地下道で移動する。階段が多くて疲れるのだが、ビショビショになってもかなわない。

会社にほど近い出口から地上に出る。雨は、もう上がっていた。なんだよ、と思って。


最近、どうも自然災害系に関する警告が過剰である。

備えあれば憂いなしとはいうけれど、そのうち過剰な警告にも慣れてしまって、どんどん警告がエスカレートしていって、終いにはイチイチこん棒で引っ叩かれるようなことになっても困るなあなどと漫然と思っている。

とかなんとか言ってたら、再び雨が降ってきた。台風が戻ってきたんだろうか。

わけがわからない。